2015年12月3日木曜日

モニター企画「docomoのXperia Z5を借りる」 カメラ編

docomoのXperiaZ5を貸与頂き3週間がたった。

ついに返却の時を迎え、幸せでったXperia Z5との時間は終わりとなった。

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今回はXperiaのカメラの話。



Xperia Z5は、1/2.3型という、携帯電話としては極めて大きなセンサを搭載している。

今回、そのカメラ素子とセンサモジュールが遂に更新された。

以下にXperiaの歴代カメラスペックを示す。


Xperia Z1からXperia Z4までずっと続いてきた、2070万画素センサとその光学系。
これも評判は高かった。特にノイズ耐性では林檎や銀河なんかとは明らかな差をつけていた

が、Z5では2300万画素センサに更新された。
スペックでは、画素密度が向上しただけに見える。

これはXperia Z5とXperia Z4のカメラユニットの比較。
明らかにデカくなっている。

裏を見ると、センサの縦方向に大きくなっていることに気付く。
実は、画素密度の向上はおまけに過ぎない。
もちろん、センサ自体の画質性能も相当向上している
上記のカメラベンチマークでは、Galaxy S6, iPhone 6s, Lumia 1020らを差し置いて、
Xperia Z5は現存するあらゆる携帯電話の中で最高のスコアをマークしている。

しかし肝心なのはこちらではない。
Xperia Z5のカメラは、ユニットとして相当進化してる。

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Xperia Z5のカメラのポイントを以下に列挙する。

・像面位相差AFに、Xperiaで初めて対応
 もちろんコントラストAFとのハイブリッドフォーカスとなる。

・これまでの開ループ制御から、フィードバック制御に対応
 オープンループとしては驚くほど高速なAFがすでに実現されていたのだが、
 これに加えてホール素子によるZ軸フィードバックがかかるようになった。

・プレミアおまかせオートでも"彩度"や"メイド"の調整が可能に
 iPhone的な写真も簡単に撮れるようになった。

・画像エンジンBIONZ for mobileが刷新
 超解像ズームや手ぶれ補正、ノイズ処理が大幅に性能向上している。

・カメラユニット専用ヒートパイプ搭載
 熱問題も改善。

 もはや完全に別物であることがお分かりいただけるだろうか。

今日はここまで。次回もカメラの話。

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