2015年11月30日月曜日

夕張支線

JR北海道の普通列車が一斉に減便(pdf)される。
原因はキハ40系気動車の老朽化だという。



キハ40系の老朽化は実際大問題なんだろうが、それは直接の原因ではない。
それなりに利用客がいる路線、例えば富良野線の普通列車には、キハ150系気動車がちゃんと導入されている。
一斉に減便される理由は間違いなく別のところにある。

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夕張支線の減便状況を見てみる。
赤枠で示した列車が廃止される列車、青い線は接続する特急である。
特急と普通列車は少しも接続を考慮されていない。

実際、新夕張・追分両駅の駅前にはそれなりに大きな駐車場があって、それなりに利用されている。
「運転免許を持たない女性」というものが過去のものとなりつつある中、過疎路線を走る各駅停車の存在意義は着実に薄れてきている。

学生さえも利用しない路線は、これからますます淘汰されてゆくだろうと思う。

夕張支線は来春以降、片道4本となる。追分~新夕張も、片道6本となる。

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石狩平野(札幌・千歳)と十勝平野(帯広)の間には夕張山地と日高山脈が存在する。

上の時刻表では、川端駅が石狩平野の東端、新得駅が十勝平野の西端となる。
新夕張、占冠(しむかっぷ)、トマムは山地の真ん中のわずかな平地にあって、人口も非常に少ない。

既に新夕張~新得には普通列車は1本たりとも走っていない。


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明日から、大阪市営バスのイルミネーションバス(pdf)が運行される。
8号系統の臨時急行便となっていて、料金は210円。

地下鉄で難波~梅田を利用すると、7分で240円。
臨時バスでは、難波→梅田15分で210円である。
逆向きは倍の時間がかかる。

鉄道コム

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